6月7月に読んだマンガ

5月に読んだマンガとか4月に読んだマンガとかそれ以前のマンガとか、定期的に書いてるやつです。毎月書こうと思ったけど先月忘れてた。

大した量じゃないけどここ2か月で読んだマンガ。個人的オススメ順、といいたいところだけど、先頭の5つは正直差をつけられないくらいどれもメチャクチャおもろい。

 

懲役339年

懲役339年(1) (少年サンデーコミックス)

懲役339年(1) (少年サンデーコミックス)

 

 完結済、全5巻。「転生」が信じられているこの世界では、「前世」の行いが自分の身分に影響する。懲役339年を言い渡され、獄中で死亡した大犯罪者ハローの生まれ変わりとされる人間は、赤子の時から監獄に収容され、その一生を犯罪者として過ごす。そうやって合計339年間服役する何人もの「ハロー」と、その周りの人間の物語。ここで少し読める。

こういう話は大好きです。別に見たことのないストーリーとかではないし、絵も好き嫌いあるタッチだと思う。けどなんか引き込まれるものがあった。

 

さらば、佳き日

さらば、佳き日 (1) (it COMICS)

さらば、佳き日 (1) (it COMICS)

 

 既刊2巻。ここで1話と最新話が読める。新婚夫婦としてある町で新生活をはじめた桂一と晃のふたりには、実は秘密があった。そんなふたりの今と過去の物語、という感じ。

別に大したネタバレじゃないし単行本1巻の帯にデカデカと書いてあったのでここでも書いてしまうと、桂一と晃は実の兄妹で、駆け落ち同然で誰も知らない町に引っ越している設定です。兄妹ふたりがその生活に至るまでの学生時代の話が回想のように入ってくるのがメインのストーリー。時系列もフッと飛んだりするので不思議な感じがする。

全体的にすごい綺麗なマンガ。工事現場や電車の音がさりげなく入り込んできて、静かだけど臨場感がある。とても佳い。

 

甘々と稲妻

甘々と稲妻(1) (アフタヌーンコミックス)

甘々と稲妻(1) (アフタヌーンコミックス)

 

 既刊7巻。ここで1話が読める。高校教師の公平とその娘のつむぎは、母親を病気で失くした父子家庭。公平が食にあまり関心のないせいで粗末な食生活を送っていたが、ふとしたことから教え子の小鳥と三人で料理勉強会をすることに、というお話。2016年7月からアニメやってるらしい。

こどもがかわいいマンガは色々あれど*1、ダントツのかわいさ。美味しそうにご飯食べてる様子や色々あって泣いたりする様子など、マンガ読んでるだけのこっちまで子供の成長を見守ってる気になってくる。7巻で小学校に入学したけど、どこまで続くのかは謎。

 

凝縮メロンコリニスタ

凝縮メロンコリニスタ (マイクロマガジン☆コミックス)

凝縮メロンコリニスタ (マイクロマガジン☆コミックス)

 

 説明不要、というか無理。「週間メロンコリニスタ」の単行本。

正直このマンガは文化として研究対象にしてもいいレベルだと思ってる。

 

ハルロック 

ハルロック(1) (モーニングコミックス)

ハルロック(1) (モーニングコミックス)

 

 電子工作オタクの女子大生、晴があっちこっちでいろんなガジェットをつくってはドタバタする話。妙に解説がリアルなので読んでて楽しい。このマンガ読んだあとArduino買ってきて電子工作の勉強始めた。

とりあえず登場人物が何かしら変なやつだけど、幼なじみの六祐が一番変態。次に主人公の晴。

 

GROUNDLESS(6巻)

GROUNDLESS : 6?豚の鉄槌? (アクションコミックス)

GROUNDLESS : 6?豚の鉄槌? (アクションコミックス)

 

 これもだいぶ前に読んだやつの最新刊。相変わらず戦争モノだけど、これまでは大分ライトなマンガだった。この巻で、初めて読んでてツラいなと思った。

 

AIの遺電子

AIの遺電子 1 (少年チャンピオン・コミックス)

AIの遺電子 1 (少年チャンピオン・コミックス)

 

 既刊2巻。ここで1話が読める。人間と同じ見た目のヒューマノイドが国民の1割を占める時代。人間同様に進化した彼らを専門に見る医者の周りで起こる群像劇。ロボットではなく自我を持つが、記憶はバックアップできたり、身体を取り替えることができたりするヒューマノイドの生活は、人間の生活を描いたものとは異なる切なさがある。語彙が少なくてあまり感想を表現できない。

 

ワールドトリガー(15巻)

ワールドトリガー 15 (ジャンプコミックス)

ワールドトリガー 15 (ジャンプコミックス)

 

 ジャンプの王道バトルマンガの新刊。こなみ先輩と那須先輩成分が多めだったので満足です。

 

Levius/est (2巻)

Levius/est 2 (ヤングジャンプコミックス)

Levius/est 2 (ヤングジャンプコミックス)

 

 バトルマンガLeviusの最新刊。これだけ説明してもなんのことかわからないので、4月に書いた感想を再掲しておく。

 レビウスは全3巻。続編のレビウス エストは既刊1巻。身体を機械にした人間たちの格闘技「機関拳闘」で主人公が戦っていく物語。とても良い。ストーリーは少年漫画の王道って感じ。機関拳闘はGrade-Ⅰ〜Ⅴまであって、最上位のGrade-Ⅰの選手は「十三闘士」と呼ばれて超強い、とかすげーワクワクする。そんで最高に絵がカッコいい。そして女性は美しい。なぜか左から右にコマが進んでいく構成だけど、慣れれば全く問題ない。1巻はKindleで無料らしいので読んでほしい。 

 最新刊では最強っぽい人が出てきてたけど、その人が戦争参加してたなら一瞬で決着ついてたのでは?という疑問が邪魔して素直に読めなかった。

*1:読んだなかだとマイガール、リューシカ・リューシカ、よつばと