引越しをして棚を自作しました

半月ほど前に引っ越しました。改めてGoogle Mapを見ると、ちょうど勤務先を中心に90°回転したあたりの場所に引越していたらしい。数字上は前のシェアハウスの自室よりもちょっと広いくらいなんだけど、収納やドアの配置が良いのか前よりもだいぶゆったりスペースを使えてる気がします。何はともあれ川沿いを自転車で通勤するシティボーイになれて嬉しい。

 

棚を自作した

前の部屋で暮らしていたときから本棚が無くて、大多数の本がダンボールに入って積まれている状態でした。大きめの棚が必要だな、けどちょうどいいのあんまりないし高いしなあ、と思っていたら元同居人が木工用ボンドで棚を自作した経験があるらしく、その余りのボンドをもらったので、自分も自作してみることにしました。

 

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はじめの状態。そこには無があります。

 

設計する

こんな感じの図(上が立面で下が平面)を描いて、どれくらいの大きさのものをつくるか決めます。今回の棚は本棚として使いつつ、新しく購入する50型モニタを上に載せる想定だったのでわりと大きめにしました。ちなみに図はイラレで1/10寸法で描いてます。

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材を選ぶ

実際は上の設計と同時に進めるのだけど、今回はMDFにしました。いわゆる合板って感じだけどキレイな見た目でわりと好き。厚みは18mm。18mmあればだいたいのものは載せられます。

売ってる材の大きさが910mm×1820mmなので、カット時の刃の厚みを考慮して棚の幅は1800mmにしました。壁のサイズは幅3000mmくらいなのでだいぶ余裕があるはず。

 

 

材を発注する

ホームセンターや東急ハンズとかでもいいんですが、めんどくさいのでネットで注文することにしました。「何mm×何mmの大きさにカットしてほしい」と指示すればネット注文でも材をカットしてくれます。

910mm×1820mmの板材を何枚買うかが値段に直結するので、なるべく少ない枚数で効率よく必要な分量を得られるよう、材カットの設計をします。とは言え今回はどう考えても1枚では収まらなかったので2枚買うことにしました。2枚買ったら買ったでだいぶ余るのでついでに小さい棚も作ることにして、その分の材も含めます。

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この図を送りつけて発注。最初にメールを送ってからおよそ1週間くらいで届きました。(休日がなければたぶんもっと早い)

 

面取り、組み立て

材が家に届いたら組み立てます。はじめ、棚を自作するとなると穴開けてネジ打って、、という作業が難易度高いので避けてたのですが、強い木工用ボンドがあるという元同居人のススメがあったのでそれでくっつけることにしました。

LOCTITE(ロックタイト) メガパワーストロング250 185ml DMS-250

LOCTITE(ロックタイト) メガパワーストロング250 185ml DMS-250

 

 ちなみに元同居人も以前これで棚をつくったと言うのでそれを見せてもらいましたが、たしかに力をかけてもびくともしなかったです。彼によると人が乗っても大丈夫な棚がつくれるとのこと。

で、これを使って組み立てていくのですが、その前にできれば面取りをしておきたい。カットしたままの材はけっこう角が尖っており当たるとわりと痛いので、小さいカンナと紙やすりで角を丸くする作業を行います。これを面取りといいます。

角利 替刃式ホビー鉋

角利 替刃式ホビー鉋

 

 

やってみるとこの面取りが案外時間かかる。棚が届いてから作業終了までおよそ5時間くらいあったのですが、8割くらいは面取りしてた気がします。

面取り終わった材からボンドをつけて組み立てて放置、その間に次の材を面取り…という感じで数時間作業してました。

 

完成

で、最終的にこうなりました。

 

 で、別途届いていたモニタを載せて環境構築完了でした。

 

ちなみにモニタはこれです。

DMM.make DISPLAY 50インチ 4Kディスプレイ DME-4K50D

DMM.make DISPLAY 50インチ 4Kディスプレイ DME-4K50D

 

Amazonのレビューが荒れてる感あるので心配だったのですが何の問題もなく大画面でゲームやアニメが楽しめています。アニメはFire TVをつないで鑑賞してます。

 

これから

とは言えまだ収まりきってない本が案外あるので、小さい既製品の棚でも買おうかなという感じ。あとソファもほしいなあ。