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落合陽一『魔法の世紀』を読んだ感想、建築とテクノロジーの関わりなど

魔法の世紀 作者: 落合陽一 出版社/メーカー: PLANETS 発売日: 2015/11/30 メディア: Kindle版 この商品を含むブログ (6件) を見る 2016年始めの読書として、落合陽一さんの『魔法の世紀』という本を読みました。「超音波でモノを浮かせた人」とか「魔法使い…

Kindle開発者の語る『読書の未来』を読んで思った、本と電子書籍と建築についてのこと

『本は死なない Amazonキンドル開発者が語る「読書の未来」』という本をKindleで読みました。著者のジェイソン・マーコスキーさんはAmazonのマネージャーやエバンジェリストとして、Kindleの開発にプロジェクトの開始からずっと関わってきた人だそうです。元…

なぜ「understand」で「理解する」なのか?

英語に対する不思議なことはいくつかあります。なぜ「Wednesday」のdは発音されないのか?とか、なんで「October」はタコっぽい名前なのに10月なのか?とか。(カエサルとアウグストゥスが自分の名前を押し込んだ「July」と「August」によって、もともと8月だ…

あふれだす生活 -集合住宅- (設計演習)

建築学科三回生時作品。2009年。京都四条烏丸付近に新しい集合住宅の構想。 1階平面図。 自分も集合住宅に住んでいるが、隣の人のことも全く知らない。たぶん、今の集合住宅における個々の住宅は、ちょっと広すぎて快適すぎて、個々の生活がその中で完結して…

cradles -写真美術館- (設計演習)

建築学科三回生時作品。2009年。図面・パース内で使われている写真は全て川内倫子写真集『the eyes, the ears, 』『うたたね』『Cui Cui』より出典。 写真家 川内倫子氏の写真作品14点を展示する写真美術館の構想。彼女の撮る写真は日常を切り取ったものであ…

修士論文「G.B.ピラネージのエッチング作品の構成に関する研究 −絵画空間の図式化を通して−」

2013年度 京都大学大学院工学研究科建築学専攻修士論文。画像は全て『Luigi Ficacci "Piranesi (Giovanni Battista): The Complete Etchings/ Gesamtkatalog Der Radierungen/ Catalogue Raisonne Des Eaux-fortes" Taschen America Llc, c2000』に拠る。 →P…

3Dプリンタがあったので試しにもののけ姫のコダマを作った

大学に3Dプリンタが導入されたので、卒業前に試してみた。 もののけ姫のコダマをスケッチ→モデリング→3Dプリント→紙ヤスリ 倒れないように胴体はマッス、頭はヴォイド。それでも台座は必要だった。ポリゴンを三角形にしておかないとカーブが激しい場所では崩…

鉛筆ドローイング(落水荘)

建築学科一年次の課題で制作。2007年。鉛筆のみでF.L.Wright『落水荘(fallingwater)』の平面図を表現。

courtyard -人間の裁判所の提案- (設計演習)

建築学科四回生時制作。2010年。簡易・家庭・地方・高等裁判所合同庁舎の提案。敷地は京都四条河原町交差点南東角。 裁判員制度が導入され、司法の場に市民が迎え入れられた現在、司法を支える空間である裁判所もそれに合わせて変化するべきではないか。 市…

劇場を観る劇場 -岡崎公園小劇場- (設計演習)

建築学科三回生時作品。2009年。京都岡崎公園の一角に建つ小劇場の構想。 京都岡崎公園は観光客や学生、親子連れやイベントに訪れる集団、タクシー運転手など、様々な人々が訪れる場所である。通常、「劇場」という場所は、「劇場に行きたい人々」だけが訪れ…