VR Tech Tokyo #7 に出展した(VR用Twitterクライアント 進捗記録⑧)

進捗です。

 

というわけで6/25(日)の VR Tech Tokyo #7 で展示してきた。懇親会中のブース出展という立ち位置だった。

こういう展示をするのは初めてで、しかもぼっちプレイだったので色々至らない点はあったなあと思いつつ、いい体験をさせてもらった。まわりの展示が明らかに高クオリティだったので、素朴展示枠という位置づけなんだと自分に言い聞かせてた。

 

感想や反省点など雑記

  • レンタルしたラップトップとOculus Rift + Touchをまとめてスーツケースに入れて持っていったけど、それでなんとかなった。とはいえこれが限界感があって、デスクトップとか持っていくのは非常にツラそう

  • レンタルPCにUnityプロジェクト移設するのはDropboxの同期で行った。前の日の晩からやっといてよかった
  • ニンジャマスクとか電源タップとか持っていってなかったのだけど、現地で主催者の方に貸していただけた。感謝
  • VR空間内に固定のボタンなどを置く場合はルームスケールに合わせた位置調整を現地で行う必要がある

  • 知らない人に体験してもらうのは完全に初めてだったのだけど、リアクションがあるとなんつーかすごい嬉しい。わりとみなさん「おおー」という感じでぐるぐる見回してくれていた

  • ボタンタッチが若干難しいようだった。ようは↓みたいな手でピッて押せばいい形式ではあるんだけど、「中指のボタンは押して人差し指は伸ばす」という操作だと捉えると妙に難易度が上がるっぽい。あと距離感がつかめていない感じの人が多かった気がする。パネルが透明度高すぎ問題なのかもしれない

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  • つかむ操作は「人差し指、中指両方のボタンを押す」操作だったのだけど、Oculus Touchに慣れた人は逆に中指だけでGrabすることに慣れているようだったので、逆に違和感があったみたい

  • ボタンを押したときの視覚的なフィードバックは超重要だと感じた。いちおう振動フィードバックはつけているけど、それだとわからないっぽくて多くの人がタイムラインリセットボタンを連打されていた。あと視覚フィードバックがないと端から見ている自分が「体験してくれている人がボタンをタッチできているのかどうか」がわからない

  • タイムラインリセットボタンを連打する人が多かったので、Twitter APIのRate Limitに引っかかってアプリがしばらく利用不可能になってしまった。その場で別トークン発行して追加のビルドを行い、2つのビルド版を交互に起動する、という力技で対処することにしたのだけど、タイミング的に体験してもらえなかった人もいて本当に申し訳なかった。あとたぶんこの対処法はあまりお行儀が良いとは言えないと思う

  • 会場はWi-FiがなかったのでスマホのテザリングでTwitterAPIに接続していたのだけど、やはり家よりも通信速度が遅いので表示やコライダーの制御が一部おかしいことになってるところがあった気がする。家でやってると気が付かなかったけど処理順序の問題があるっぽいのでなおしていきたい
  • ツイートが表示される位置がどのように決まっているのかが気になる人が何人かいた。ただのランダムで申し訳ない気持ちでいっぱいだったのだけど、逆に言うと「どういう場所に表示するか」というのは検討の余地があるということっぽい。時間で決めるとかユーザーで決めるとかリプライ同士は並べるとか色々考えられると思う
  • 「今後どのように公開する予定?」という質問をいただくことが何回かあった。正直あまり考えてなかったのだけど、ただツイッターできるだけのアプリとして公開してもしょうがない気がするので、誰でも自分のVR空間にツイッター表示できるようなアセットとして配布できる形にするのがいいのかな、と個人的には思っている。
  • 「Hololensと相性いいのでは?」という意見もいただいた。自分でもなんかそんな気はするんですが、Hololensまともに触ったことないので5000兆円ほしい
  • 検索UIとか考えると新しい見え方があるかも、という意見をいただき、とても楽しそうだと思った。やってみたい
  • 通知機能を実装してユニティちゃんが教えてくれるとよさそう、という感想をもらった気がするけど夢かもしれない
  • 展示に使ってるAlienware17に反応する人が複数いた。ただのレンタルPCでスマンです
  • ひとり展示をすると他の人の出展を体験させてもらうヒマがあんまりなくて(自分がコミュ障なのもあるけど)、ほとんど自分のことで精一杯だった。展示中の写真も撮ってない。もっと他の人と懇親できればよかった

 

というわけで非常に有意義な時間だった。違う環境でやると改めて問題も見えてくるし、やっぱりいろんな人に触ってもらうのは大事だなあと改めて実感した。体験してくださった方は本当にありがとうございました。

今後もこういう機会があったらまた参加したいなと思った。ただそのためにはVR用のラップトップ買ったほうがいい気がするけど悩みどころ。

 

これから

ひとまずの締切的なものは終わったので、ゆるゆるとやりたいことを開発していく。上で書いてるようなこととか、あとは画像ツイート問題とか。

ぼちぼちやっていきます。