空間UIむずい(VRでTwitter 進捗記録①)
VRとか「あちら側の世界」への移住計画のひとつとして、年明けに買ったOculus RiftでTwitterできるようにならんかと色々つくっている。コードとか技術的な内容はQiitaにでも書こうかなと思っているので、ここでは主にお気持ち面の進捗などを書く。
やろうとしていること
単純に「VRでTwitter」と言っても、どこまでやるのかは考えておく必要があるけど、ひとまず
- 自分のタイムラインのツイートが見れる(画像付きだったりするのはそれも見られる)
- ツイートが投稿できる
- ユーザー情報が見られる
- リツイート、いいねできる
- リプライできる
というところができれば最低限「VRでTwitterができてる状態」だと言える気がする。なのでそこのところを作っていってるのだけど、そもそもTwitterのAPIをUnityから叩けるようにするためのライブラリから(勉強も兼ねて)作り始めてしまったので、そこでかなり時間を取られた。ライブラリのコードはそのうちGithubにアップする予定。
タイムラインを見る
一口に「タイムラインを見る」と言っても、ふだんWebブラウザで見るようなダラーって並んでるのをVR上に出しても仕方ないので、それっぽいUIを考えたい。空間UIと呼ぶのかどうかはよくわからんけど。
VR空間でtwitterするにあたって一番しっくりくるUIがどんなのか悩んでる #Oculus pic.twitter.com/tYcbHsKv4B
一つ一つのツイートを一枚のウインドウにしてSF映画みたいに出す。もしかしたら手前から奥にツイート順とかやってもいいかもしれないけど、VR、現状Oculusだと「自分の移動」がちょっと限界ある感じなので、できれば自分はあまり動かさないようにしたい。
VRでTwitter、ユーザーをベースにするとこうなるよなあ。このサンプルでは同じ人が何度も表示されちゃってるけど。 pic.twitter.com/AN5ED0uRpi
— 人生 😇 (@toofu__) 2017年2月28日
ツイートではなくユーザーを起点に考えると、こういう人型(別に人型じゃなくていいけど)がユーザーの数だけ出てくる(上の動画はちょっと同じ人がでてしまっているけど)。その場合はユーザーに近づくとその人の過去のツイートが表示されるとか、その人に向かってツイートするとその人へのリプライになるとかはありかもしれない。他の人との会話がツイッターの基本的な使い方、という人にはこちらのほうがいいかもしれない。
ただまあ、自分的には「色んな人のつぶやきが一つの場所でズラッと見える」のがTwitterの良さだと思っていたりするので、ツイート起点の前者で進めようかな、と思っている。
VRでTwitter、ちょっとずつ進めてるけど空間UIむずい #Oculus pic.twitter.com/udcbjwtWaR
— 人生 😇 (@toofu__) 2017年3月5日
現状、こんな感じでウインドウを触るとそのツイートに対してのアクションができるようになる(まだ機能開発してないけど)。
ツイートの投稿
まだこれから開発なんだけど、せっかくだから音声入力でツイートできるようにしたい。ひとまずUnityEngineのWindows.Speech使ってみるつもりだけど、もしかしたら外部の音声認識ライブラリ使うかも。
見た目とかエフェクトとか
現段階だと見た目は一切来にせずひとまず機能を作っているのだけど、多分エフェクトとか付け始めると一気にそれっぽくなるんじゃないかな、と思っている。
ウインドウが出現するときに動きをつけるとか一枚ずつ出現タイミングを変えるとか(ちなみに作ったライブラリがStreamingAPIに対応してないのでそこは今後勉強しつつ開発予定)。ウインドウの見た目自体ももっと凝ったものにしたい。
ただ自分はデザイナーではないのでその辺限界あるなー、誰か遊びがてら一緒にやりませんかー、という気持ちもあるけど、趣味と勉強を兼ねてるので全部自分でやってみるのもアリだよなー、というお気持ちもある。ただ誰か一緒にやりたい人がいればぜひやりましょう。
これから
ひとまず現状を雑多に書いたけど、どちらかというと機能面を開発していき、適宜休憩がてらエフェクトとか付けていこうかなと思う。
そもそものアレとして、上に動画を出したような状態って、VRよりもどちらかというとHololensとかARとかそっちの方がハマるんじゃないか、という気もしており、じゃあVRだとどういうのがええんや、と思うと、やっぱり周囲の環境からガラッと変えていかないとなんですよね。今みたいになんか建築物の中にいるのもそれはそれで趣深いんですが、せめてそのシーンを切り替えられるようにしたり、なにかしら「VRだからこそ」の表現ができるようにしていきたい。
と言いつつ、最近ニーアオートマタやってたりSwitchが発売されて無事家に届いてしまったりと、進捗を吸収する要素が身の回りに増えてきているため正直ちょっとう~んという状況。少なくとも夏までには何かしらのかたちにしたい。