パリ行ってきた(3 ル・ブリストルのランチ)
パリ日記最後。パリ旅行で一番衝撃的だったのがル・ブリストルでのランチ。
なんでこんなところでメシ食えたのかわからないが、諸事情でいただくことができた。多分もう一生で二度と来れないと思う。
何がすごいって、12時半にレストランに入って、メシ食って出たのが17時。別に食後に寝てたわけではない。出てくるコース料理をひたすら食いながらお喋りしてただけ。けどいつの間にか夕方になってたし、めちゃくちゃ腹いっぱいになってた。
あまりに料理がすごいっぽすぎて、普段メシの写真撮るとか絶対しないんだけど、思わずiPhoneでカシャーカシャー言わせてしまった。(やっぱりそういうお客さん多いらしく、店員さんも慣れてた)
基本的にはコースだけど、前菜?とメイン料理、あとデザート1品は5品くらいの中からチョイスできるとのことだったので、前菜はキャビアの何か、メイン料理は子羊、デザートはチョコを頼んだ。
1品目。いきなり頼んだのと違うものが来て驚愕。前菜のさらに前の皿っぽい。中身が何だったかは忘れた。
2品目。これも頼んだのと違うのが来た。前菜の前の皿の次の皿っぽい。なんだか得体の知れないポケモンっぽいかと思ったけど美味かった。
3品目。やっと頼んだのが来た。キャビアとマッシュポテトの何か。メニューにおすすめマークがついてたから選んだところ、給仕さんが「Hmm... Nice choice...」みたいなドヤ顔してたくらいのオススメ品らしいけど、マジでビビるくらい美味かった。他のも美味かったけど、これだけは別次元だった。
4品目。エビ。キャビアの衝撃が強すぎてあまり覚えてないけど美味かったはず。
5皿目。メイン料理。子羊の何か。美味かった。美味かったけどキャビアの衝撃には勝てなかった。ちなみに写真撮り忘れたけど、この後にチーズも来た。
7皿目(6皿目はチーズ)。デザート。ベリー系のシャーベットとゼリーっぽいの。デザートはチョコ頼んだはずなのになぜベリー?と思ったけど、実はデザートだけで4皿来る魔境だった。
8皿目。まだ頼んだチョコは来ない。シャーベットというより、メレンゲ的なのを瞬間冷凍したものっぽい。皿が透明で花びらが中に閉じ込められてる。ところでなんでこうデザートの上には金箔が乗るんだろう。
9皿目。宇宙かと思った。どうやらこれが頼んだチョコデザートらしい。何事かと思った。幾何学的宇宙の殻もチョコの様子。
パカっと開くと中には金塊が鎮座している。これまたチョコでできたタワーの上に、金箔貼り付けたシャーベットがのっている。しかもこれもチョコシャーベットだったのだけど、正直濃厚すぎて辛かったので、シャーベットはバニラ的なのにしてほしかった。
ラスト、10皿目。マカロンとか色々好きなだけ取っていいよ的な感じだったけど正直満腹過ぎたのでマカロン2個だけもらった。マカロンってあまり食ったことないので「こんな感じか~」って感じ。左奥にあるのは食いきれなかった宇宙の片割れ。
というわけで合計10皿食ってたら夕方になってた。腹いっぱい過ぎたのでシャンゼリゼ通りを散歩してホテルに帰ったのでした。
お察しの通りめちゃくちゃ高いんだけど、金貯めてまた食べにくるのを目指すのもいいなあと思えるお店でした。
ちなみに、となりのテーブルではフランス人ファミリーっぽいのが8人くらいでランチしてたのだけど、そこにいる若い女性がマジでモデルみたいに細くて美人でoh..ってなってた。